調子に乗って色々と山を登っていたけど、30年くらい前に大怪我をした足が痛み始めた。
若い頃はオフロードバイクに乗ってモトクロスっぽいことをやっていたけど、なんでもないところで転倒して、バイクと固い地面に勢いよく足が挟まれ大怪我。
医者にも行かず、自然治癒に任せて治ったものの、まさか30年も経って痛むとは思わなかった。
上りのスタミナは全然問題がない。
けど、下りの足の負荷が大きすぎて辛い。
登山は上りが辛いから、と思っていたけど、今の自分は下りが辛い。
サポーターやストックなどの器具を使ってなんとなっているけど、山登りという分野は体力以前に自分の体の弱いところを露呈させてくれる。
老後の趣味は登山、と二十歳の頃から考えていたけど、老後になる前に気がついただけでも良かっただろうか。
古傷さえなければ、登山大好き!
と大声で言いたいところだったね。
それでも登山は面白い。こんなに楽しいものをある程度若い頃に見つけられて良かった。